2019年4月1日月曜日

[R] 2019年3月 読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3732
ナイス数:65

メソポタミヤの殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)メソポタミヤの殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
いやぁ面白かったわね。クリスティの中東の発掘現場を舞台とした作品だが、文章のプロではない物語の第三者的に位置にいた看護婦のレザランが綴るというちょっと変わった形式で語られる。ひょんなことから物語に巻き込まれるレザランだが、女性特有の興味深い視点からの考察や、ポアロを客観的に変人扱いしてたりするのが面白い。またクリスティ自身が2度目の結婚を考古学者であるマローワンとし、中東へ出かけることがなければ生まれなかったであろう作品であることを思うと感慨深いですね。
読了日:03月24日 著者:アガサ クリスティー

ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
Aの町でAが殺され、Bの町でBが殺され・・・という有名なABC殺人事件ですが、面白かったわね。やっぱヘイスティングズなのよ。
読了日:03月21日 著者:アガサ・クリスティー


競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)感想
最初は面白かったのだが、仕事が忙しかったのもあり、読むのが断続的になった所為か、なんだかなぁって印象になってしまったわね。本編や併録されてる初期の短編にもバルトークやらバロやらフロイトやらが出てきたりするところがピンチョンを紐解く鍵なのかどうなのか、結局良く解らんww暇な時にまた読むわね。とりあえず他のも読みます。
読了日:03月19日 著者:トマス・ピンチョン

雲をつかむ死 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)雲をつかむ死 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
なかなか面白かったわね。飛行機を密室にしたててのお話。今回のポワロはあざといですねぇ。”人間は誰しも自分のことを語りたいという、押さえがたい欲望を持つものです。”という事で知らず知らず犯人はポワロに証拠を提出してしまう訳です。ほぉ。
読了日:03月12日 著者:アガサ・クリスティー

ブギ-ポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト (電撃文庫)ブギ-ポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト (電撃文庫)感想
またしても一般人の物語でした。合成人間どこ!?・・・かろうじてリセットが登場したくらいで。。ブギーポップがなかなか粋で良かったわね。結局はホーリィとゴーストのボーイ・ミーツ・ガール物ですね。
読了日:03月10日 著者:上遠野 浩平

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)感想
面白いかどうかでいうとなんとも言えないのだが、圧倒的だったわね。新天地マコンドを切り開いた一族が最後には滅亡する訳だが、ラストが美しい。序盤、中盤のあたりから出てきた人物が死んだ後の物語がたまらんです。心が洗われる感じ。すぐもう一回読みたいわね。まぁみんな死ぬw
読了日:03月06日 著者:ガブリエル ガルシア=マルケス

ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド (電撃文庫)ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド (電撃文庫)感想
この辺からリアルタイムで読んでたのですが・・・覚えてないw朱巳のキャラが良いですね。母役の千鶴も。。本筋とは別に色々意味深なサイドストーリーがあるので、ニヤけてしまわね。あとは合成人間的な戦いがほぼない異色の巻ですかね?面白かったです。
読了日:03月03日 著者:上遠野 浩平

ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生 (電撃文庫)ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生 (電撃文庫)感想
またブギーポップが空気なやつですね。オチ担当。色々濁して終わる系の上遠野サーガですが、ラストは・・・w面白かった。
読了日:03月02日 著者:上遠野 浩平


ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕 (電撃文庫)ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕 (電撃文庫)感想
この巻は、"最強"ことフォルティッシモに尽きますな。三平はなんだったのかww2巻ものなのでこんなところで。
読了日:03月01日 著者:上遠野 浩平


失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)感想
吉川一義氏の岩波文庫(全14巻)新訳も残り14巻の発売を待つのみということで、1巻だけ買ってあったのを急いで13巻まで買い集め読み始めました。所謂プルースト的文章に始めは難儀するが、1巻を読み終わる頃にはそれが心地よくなるわね。まだ1/14なので面白いかどうかわからないけど、登場人物がそれぞれユニークで良かったです。巻末の訳者あとがきがなかなか興味ぶかいので先に読むのもありですね。注釈が丁寧な分、物語に集中するのが大変ですが、それも訳者の意気込みゆえですので。。。とりあえず最終巻が無事に出るのを祈ります。
読了日:03月01日 著者:プルースト

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